2024.01.06

新しい時代の幕開け前夜

 20240101午後2時過ぎ新春駅伝を視聴中、緊急地震告知が鳴り響くと同時にグラグラグラと横揺れが数十秒の長きに渡り続いた。とんでもなく感じた地震は当町では震度3と報告された。テレビ画面は一気に全ての番組が地震報道へと変わった。石川県能登半島沖を震源とする震度7の大地震及び津波警報も発令され、遠く離れた当町にも津波注意報が発令された。被災された方に対しお見舞いと早期の復興を祈念致します。翌日羽田では災害対策に従事していた海保機とJAL機の衝突事故が発生した。そして昨年暮れからの東京地検による自民党安倍派を中心とする「政治とカネ」の裏金事件が、今月には事件の全貌が明らかになって来るであろう。甲辰年は新しい時代・新しい世界・新しい環境へと変革(転換)する激動の年と云われています。1844年(甲辰)黒船来航・1904年(甲辰)日露戦争・1964年(甲辰)東京オリンピック・2024年(甲辰)?と60年周期の甲辰年は始まりの年でもあり古き悪しき慣習システムの瓦解の年でもあり、自然界が万物の霊長である人間に対し天命を下す年でもあると感じずにはおられない。特に日本の政治経済を取り巻く環境は、戦後の東京オリンピック・東海道新幹線開通と高度経済成長のスタートの新しい日本の幕開けとなりやがて経済大国第2位・先進7か国入りした。然し今、少子高齢化・借金大国の日本となりGDPももうすぐ4位に転落するとさえ言われている。60年間に蓄積した古き悪しき慣習が表面化し崩壊して新しい時代が来ればまた日本の栄光は取り戻せるのだろうか?さて、日本の栄光とは何だろう?田中角栄政権の日本列島改造論か、安倍政権の新自由主義なのか岸田政権の新しい資本主義なのだろうか。そこから得られた栄光があったのだろうか?経営者にとって国民にとって日本の政策によって経営者も国民も生活環境に大きな影響を及ぼす。60年に一度の変革は前述したようなものでは決してないと考えます。60年前高度経済成長のスタートを切ったがその前夜敗戦により財政は破綻した。そして更に60年前、日露戦争へ更に60年前、黒船来航と世の中が一変する出来事が60年周期で発生している。とすれば、想像を絶する世の中の変化が起こると想定しなければならない 。

 天命は万物の霊長である人間だからこそ越えなければならない課題を与えられるのではないだろうか。

  心して2024年をすごしてまいりましょう。

小牧社労士事務所*経営者セミナー「2019年新年ご挨拶」
有限会社レイバー経営者コラム「新しい時代の幕開け前夜」